2012年5月19日 (土)

新緑の季節です

 軽井沢では、いよいよ新緑の季節を迎えました。軽井沢の標高は900メートル程度の場所から浅間山の山頂までありますが、標高1400メートル付近まで、いよいよ新緑の季節を迎えました。軽井沢の春については、こちらにもまとめてありますが、今年は標高を少しずつ変えながらご紹介です。

 まずは標高900メートル程度の我が家の庭です。カエデの新緑がとても華やかです。広葉樹の新緑は、葉の形も様々ですので見ていて飽きません。

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 次に、小瀬のキャンプ場から、小瀬林道(星野エリアから小瀬の料金所に抜ける林道、正式名は長倉併用林道)あたりにかけての風景です。我が家と同じく緑があふれています。標高は1100メートルくらいです。

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 樹種によりますが、今はカラマツの新緑が素晴らしいです。これらは、①カラマツの新緑と青空の写真、②カラマツ林を下から見上げた写真、そして③カラマツ林の林床(カラマツは針葉樹で唯一冬に葉を落とす樹木で、おかげで春先に林床に光が注ぐので、スギ林やヒノキ林と違って下草や中低木も育ちます)の写真です。

 そして、小瀬の料金所を越えて白糸の滝辺りに至るエリアの新緑の様子です。標高は1200~1300メートルくらいです。

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 水際の苔やクレソンは元気いっぱいです。見ているだけで心が癒やされます。他方、カラマツの新緑は、まだ始まったばかり、また広葉樹の森では、まだ十分に葉が出ていない状況です(我が家の庭の景色と比べると標高の差を感じますよね)。でも、黄緑色が輝く素晴らしい景色だと思います。

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 最後は、ちょっと足を伸ばして向かった二度上げ峠(北軽井沢から東に向かったところ、標高1380メートル)からの景色です。カラマツの黄緑色が見えてきているとはいえ、まだ樹冠が茶色い(広葉樹でしょうかね)樹が多いです。本当は、西向きに浅間山を望む絶景ポイントなのですが、到着したのが午後で浅間山側はすでに霞んでいました。いつか絶景の写真を撮ったら、こちらにアップしますね。

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 以上、軽井沢エリアの新緑の風景でした。これから6月上旬頃までは、軽井沢の新緑が一番美しい季節です。また、春蝉の鳴き声がシャラシャラと響き渡る最高の季節です。GWの頃よりも道も空いている&+風景も美しい、というわけで、皆様も是非、軽井沢にお越しください。

 そして、最後の最後にお知らせです。今年度も年に3回、自然観察ツアーを開催します。昨年は春・夏・秋でしたが、今年は初夏・秋・冬に開催する予定です。で、初回は、昨年の夏に小雨・霧の中で実施したルートのリベンジとして、6月24日(日)に、新緑の小浅間山登山と草軽電鉄跡巡りを行います。詳細が定まり次第、こちらに詳細を載せますね。皆様、どうかよろしくお願いいたします。 

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2012年5月 5日 (土)

GWの小旅行(野辺山・清里へ)

 今年のゴールデンウィーク、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。天候が不安定であったとはいえ、3連休+4連休で、軽井沢にも大勢のお客様がいらしていたようです。

 4日、FM軽井沢でお話しさせていただいたのですが、スタジオに行く途中の渋滞には衝撃を受けました。裏道を駆使して予定通りスタジオに着きましたが、車の中で精神的なストレスを感じた方も多かっただろうと思います。そんなことを意識して、昨日は交通安全とロードキル問題に軽く触れた後、軽井沢森の詩カルタの句をご紹介することで少しでも軽井沢を楽しんでいただきたいなと思ってお話ししました。

 さて、今日は、大渋滞の軽井沢を抜け出して、山梨県北杜市の清里まで行ってきました。クロスの活動でご相談したい件があって出掛けたのですが、せっかく遠出するならば、あちこち寄り道しながら楽しいドライブにしようと朝8時半過ぎに出発。道中では、こんな見事な枝垂れ桜を見かけました。

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 佐久穂や八千穂の山間のルートを抜け、曲がりくねった峠道を登りきると、一気に広々とした野辺山高原の風景が広がりました。この標識、とっても可愛いです! 山の上とはいえ、広々した草原ですので、ウサギやキツネなど草原で暮らす動物たちは、軽井沢より多いのではないかと思います。

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 で、畑や牧草地の向こうには赤岳を初めとする八ヶ岳連峰が雪をいただいた姿が見えます。日頃感じるストレスなど一瞬で吹き飛んでしまうほど爽やかな景色です。

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 この道をひたすらまっすぐ走っていくと、観光地として有名な清里に着きます。本日最初に向かった先は、絵本画家・作家さんであられる黒井健さんの原画を展示している「黒井健絵本ハウス」です。素敵な建物の雰囲気、伝わってきますでしょうか。

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 黒井健さんは、新美南吉の「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」、あるいは「ころわん」シリーズの絵を描いていらっしゃる高名な画家さんです。動物の愛らしさを優しいタッチで描かれていて、またその背景に広がる景色も美しく、子どもの頃から憧れの作家さんでした。実は、GW中にサイン会があると知り、我が家にあった絵本と、その場で購入した画集に、それぞれサインをしていただきました。そのサインがあまりに素敵で、ここはネタバレにならぬよう、皆さんの想像にお任せしますね。

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 絵本ハウスの近くで美味しいランチを済ませたあとは、周囲を散策して、花や馬の姿を楽しみました。

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 その後、財団法人キープ協会が管理するエリアへ。やまねミュージアムというヤマネを特集した展示をしている施設が目当てです。ミュージアム自体は小さいものですが、スタッフの皆さんのヤマネへの愛情が伝わってきました。写真は、お土産に買ったクリアファイルと入場料を支払うともらえるピンバッジです。

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 個人的に印象に残ったのは、①ヤマネはネズミ科ではなくヤマネ科であること(しっぽふさふさの毛が生えていることに注目!)、②外気が7度になると冬眠すること、③通常時の心拍数は1分あたり500回以上(すごい!)であるが冬眠するとその10分の1にまで減ること、④とにかく骨格標本が細かいこと、そして、⑤ヤマネやリスのロードキルをなくすためにコンクリートの道路の上にアニマル・パスウェイやオーバーブリッジを設置するに当たってどれだけ多様な考慮がなされたか、の5つです。特に⑤の設備は、軽井沢町にも積極的にほしいな~と、しみじみ思いました。

 キープ協会さんで濃厚なソフトクリームを食べた後に、最後に向かったのは、道の駅南きよさとです。今日は端午の節句、こどもの日ということで、何と500匹もの鯉のぼりが空を泳いでいるとのこと。実際に見て、その美しさにうっとりです。いや~、良い景色を楽しませていただきました。

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 帰り道でも、乳製品の直売所や、野菜の格安市場などに何度も寄り道。自宅に帰ってきたのは18時半になりました。合計10時間の旅、久々に100%遊びモードで楽しめました。冒頭のクロスの活動でご相談したい件は、また企画が具体化できたら、ここでご説明いたしますね。

 今年のGWもあと一日。皆様、良い休日をお過ごしください。

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2012年4月30日 (月)

春の気配

 年度末からブログ更新が止まっていて恐縮です。昨年末のタヌキの保護から看板設置まで、本当に時間との戦いで関係者の方々との協議を重ねていたので、さすがに新年度に入って気が抜けていました(汗)。といっても、本業の仕事は、大学の新学期ということで大忙し、こうした中でブログ更新が滞り大変に失礼いたしました。

 さて、今年は春が遅かったとはいえ、各地で桜は美しく咲いたようですね。私は思いきって、埼玉エリアの花見の名所にドライブにいってみました。菜の花も一緒に咲いていて、美しい風景にうっとりでした。

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 が、軽井沢では、まだまだ冬景色…。森の中の地面は落ち葉に被われていて、上を見上げても新緑がまだ出てきません。ちょっと写真が古い(4月13日)ですが、軽井沢町内にある石尊山に登った時の景色です。あ!緑色の葉が出ている!と思ったら、植林されたモミ(常緑樹)の若い葉でした…(涙)。東京では、もう桜が散り始めた時期であっても、軽井沢の景色はこうです。

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 あ、いや、それでも少しずつ春の気配が近づいてきました。まだ葉が出てこない森の中でも、日射しも強くなり、冬の間とは明るさが断然違います。また、地面が温まってくるので、こんなものも芽を出し始めました。

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 そうしているうちに、軽井沢よりも200~300メートルくらい標高の低い隣町の御代田町では、いよいよ桜が満開になり、カラマツの新緑も芽吹き始めました。軽井沢の春もすぐそこだと思ったら、ようやく春らしく心がウキウキしてきました。
 
 それで昨日、御代田町有志の方々と株式会社マナビノタネさんが運営している「通い稲作塾」に参加してきました。地元の荒廃農地を活用し、誰でも楽しく農業体験をして、地元でとれる農作物の美味しさを味わおうという企画です。作業の合間や打ち上げ時の参加者同士の交流も楽しそうです。普段お世話になっている方々が企画運営しているので、思い切って参加してみることにしました。

 この田んぼは、無農薬でコメを育てるために、水田の中に鯉を放すそうです。鯉が泳げるくらい水を深くたたえなければならないとのことで、田んぼの周りの畦を少し高めにしなければなりません。今回の作業は、田んぼの土を掘って、掘った土を周囲の畦に乗せて固めて、深さのある田んぼを作る、というものでした。

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 作業を開始して、こりゃすごい重労働だな~と思いました。おかげで、今日は背中が筋肉痛です。
 でも、お天気も良く、周囲の風景も新緑と満開の桜で美しく、気温も高くなりすぎず、蛙やドジョウがたくさんいて、周囲の渓流もさわやか、そして参加者の皆さんが朗らかで親しみやすく、そして手作りのお昼ご飯や終わった後の打ち上げの食事も美味しくて、本当に楽しい一日になりました。今後、おそらくクロスのメンバー数人で入れ替わり参加させていただくことになりそうな予感です。

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 さて、今年度のクロスの活動ですが、いよいよ長野県の元気作り支援金を受けて活動するところから卒業することになりました。自分たちで知恵を絞り、また多くの方々のご支援を受けながら、自分たちの実力に応じた地道な活動を展開していくことになります。とはいえ、設立してからの3年間で多くの方々とのご縁を深めてきたおかげで、近隣で自然観察ツアーをやっている行政組織や民間団体など、「一緒に連携してやろう!」と言ってくださる方々も多く、改めて初心に戻って感謝の気持ちを持って活動していこうと思います。

 軽井沢の春ももうすぐ。
 そして、クロスの今年度の活動も、いよいよ始動です。
 皆さん、今年度もどうかよろしくお願いいたします。

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2012年3月31日 (土)

ロードキル対策看板の設置

 昨年末のタヌキの交通事故と野生復帰に関わって以来、この3ヶ月間は、野生動物のロードキル対策看板の設置に向けて必死に駆け抜ける日々でした。この度、無事に看板を設置することができました。これほどまでに早く看板設置に至ったのも、皆様からの温かいご声援のおかげです。厚く御礼申し上げます。

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 それでは、3月上旬に看板の最終候補が絞られた後の経緯をご説明いたしますね。

 結論として、看板のデザインは、ウサギの上半身が飛び出すシルエットと、その下に「飛び出し注意」という文字を入れたデザインに絞られました。そして、背後の景色の色合いに応じて設置するために、こげ茶色のベースと、濃緑色のベースの、2種類を作成することになりました。その後、ウサギのシルエットや文字の大きさや色合いを1ミリ単位で微調整し続け、最終的に以下の図のBr-3とGr-3というデザインで行こうという話になりました。

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 そこから先は、設置場所をどうするか、が課題となりました。

 
 南ヶ丘の直線道路は、プリンス通りの渋滞時の迂回路としてスピードが出やすい道です。道路に入り始めて比較的早い段階で、しかも植栽に隠れないように看板を設置したいところです。また、カーブやクランクの具合次第では、ドライバーがどのような心理や視線で運転するかも変わってきます。何度も現地を走行して、ここぞという場所を探しました。

 候補地点を定めた後は、民間企業から行政組織まで、その場所や設備の関係者のご了承をいただくために走り回りました。おかげさまで、お願いした関係組織の皆様には、全てご快諾いただくこととなりました。また、設置に向けた最後の段階で、同じくプリンス通りの迂回路として利用される、馬越から風越公園に抜ける女街道にも設置してみようという話になりました。

 最後のツメの協議は、看板設置の責任主体や所有権を明確にするための法的対応についてでした。

 町役場との協議においては、どうなることかとハラハラすることもありました。とはいえ、結果として、町の正式な協力の下に看板を設置するということになりました。実は、町役場の方から、ロードキル対策・交通安全対策の効果を確認するための「町の実証実験」という位置づけにできないかというご提案があり、クロスの側としても有り難くそのご提案を受けた次第です。これに伴い、長野県元気づくり支援金とクロスの自主資金で作成した看板を、町役場に寄贈する(所有権を移す)ということになりました。

 こうして、昨日と本日、ついに看板の設置作業に着手することになったのです。作業現場の様子を少しご紹介しますね。まずは、何人かで遠目に見て看板の位置や高さを確認します。

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 カーブミラー等の鋼鉄製のポールに設置する箇所から、私有地の地面に木の杭を打って看板を設置する箇所まであり、また看板の高さを何度も確認して作業。看板の角度も何度も道路に出て微調整し、ようやく設置することができました。

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 以下の写真は、女街道です。

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 冒頭に書いたとおり、タヌキのらくの野生復帰からちょうど3ヶ月で看板を設置できたこと、本当に感慨深いことでした。全国各地でロードキルは問題になっていますが、たった3ヶ月という異例のスピードで看板設置にいたる事例は決して多くはないことでしょう。立場の異なる方々が、人間の交通安全のためなり、野生動物の保護のためなり、それぞれ目的が異なるにせよ「スピード違反によるロードキル問題をなくしたい」という方向で意見を一致させたこと、これが何よりもの力になったと思います。

 今回の看板設置事業においては、以下にお名前を挙げた方々に、本当に温かいお力添えを賜りました。タヌキの救護と野生復帰に向けたご助言、現地での交通安全の確認作業、設置場所に向けたご了承、そしてたくさんの力強い励ましのお言葉、本当にありがとうございました。

軽井沢警察署様、軽井沢交通安全協会様、軽井沢町議会議員有志様、軽井沢町生活環境課(防犯交通係様)、同観光経済課農林係様、同消防課地域防災係様、佐久広域連合軽井沢消防署様、南ヶ丘区長他役員会の皆様、一般財団法人南ヶ丘会様、軽井沢ゴルフ倶楽部様、晴山ゴルフ場様、白糸ハイランドウェイ様、NPO法人ピッキオ様、NPO法人空飛ぶ森様、福島県鳥獣保護センター様、NPO法人ふくしま市民&科学者フォーラム様、長野県佐久地方事務所林務課様、同地域政策課様、林野庁東信森林管理署様、環境省自然環境局様、町内外の住民・専門家の皆様、そして(お名前は出せませんが)某動物病院様

 ちなみに、この看板、夜間ヘッドライトが当たると、看板そのものの輪郭は見えなくても、ウサギのシルエットと飛び出し注意の文字だけは、夜の闇の中に明るく浮かび上がります。文字だけを反射板にしたことの効果でして、通行した方に気がついていただけるのではないかと期待しています。

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 今後、もしこの看板をご覧になったら、いえいえ、軽井沢の森の中を車で走行する場合はいつも、くれぐれも野生動物に注意して安全運転にご配慮いただければと思います。法定速度や規制速度をお守りいただければ、人間にとっても野生動物にとっても危険や損失の大きい事故を防ぐ可能性が高まります。人にも自然にも優しいまちづくり、努力を重ねて少しでもお役に立てれば考えています。今後とも、どうかご理解・ご協力の程を心よりお願い申し上げます。

 らく!! おばちゃん、ひとまず頑張ったよ。
 そして、これからも、らくや野生動物たちのために頑張るね。

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2012年3月21日 (水)

嬉しい差し入れ

 おかげさまでクロスの活動は順調…なのですが、年度末に向けて、ものすごくハードスケジュールな日々が続いています。
 

 まず、ロードキル対策の看板設置も大詰めで、デザインはほぼ確定したものの、今度は設置場所を最終的に煮詰めるために各方面と協議を重ねています。作る文書も、地図も、お手紙も、もう本当にすごい数のファイルで、でもここで気を抜かずに最後まで頑張らねば…。

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 また、年度末ですので、今週末にはクロスの総会も迫っています。先週は、総会の準備のための作業部会もあり、中堅・若手メンバーで、強み・弱みを補いながら知恵を絞っています。

 さらに…来週は軽井沢町の農業委員会で講演させていただく予定で、更に軽井沢町議会議員有志の皆さんと自然再生エネルギーに関する視察研修にも、コーディネーターとして同行することになっています。

 あう~~!!! もう脳みそが焦げ付きそうです。

 そんなところへ嬉しい差し入れが…。

 まずはこれ。わ~い。

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 私の好きなケーキはイチゴのタルトとレアチーズケーキなのですが、どんぴしゃりの差し入れでした。4つとも、めっちゃ美味しかったです。

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 そして、第二弾のプレゼント(?)として、前々からお願いしていたオーダーメードのお皿が届きました。もともと無地の(無印良品の)お皿だったのを、作家さんにイラストを描いてもらって焼き付けていただいたのです。というわけで、じゃーん!

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 というわけで、自分へのご褒美を適宜用意しながら、年度末に向けて頑張ります~!!
 

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2012年3月11日 (日)

大震災から1年(クロス新聞に寄せて)

 軽井沢では9日の夜から大雪が降りました。ついうっかりしていたら、私の車はすっぽり雪に覆われました。雪かきするよりも真っ白な景色を楽しもうと思って、車はそのまま週末は家に閉じこもって静かにのんびり過ごすことに…。

 そうそう、昨日の土曜日は、クロス新聞藪刈り号を発行いたしました。皆様に気がついていただけていたら嬉しいです。

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 野生動物が人里に飛び出してくる要因の一つとして、身を隠したまま人家の傍まで来られるような環境が増えつつあるという問題があります。荒廃した田畑や手入れをしていない森林は、そうした野生動物の移動ルートになり、またロードキルなどの問題を起こしてしまいます。こうした問題を解決するための一助として、2007年の夏から続いている軽井沢町内の大日向・追分地区での藪刈りについても特集していますので、もしご関心のある方は、一度作業に参加してみませんか?

 なお、5号揃ったので、まとめて丁合して、町内の店舗等で入手していただけるよう、各方面にお願いしていこうと思います。皆様、どうかお見知りおき下さい。

 ところで、クロス新聞のバックナンバーをお渡しした方から、とても印象に残るご感想をいただきました。ご了解をいただいたので、下記の通り、引用させていただきますね。

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 私達一家は野生動物についてほとんど知識がなかったので、いただいたクロス新聞、とても勉強になります。

 実は以前何度か、帰村宣言をした川内村(私達が震災翌日に避難した村)にいた知人からイノシシの肉をいただいて、イノシシ汁にして食べたことがあり、私達には川内村出身のイノシシの命も息づいています。(中略)

 クロス新聞を読みながら、改めて原発事故に腹が立ってきます。

 警戒区域の野生動物は放射能に汚染された土地で生きていくしかない、野生であるために人の手で移動させることはできない、繁殖もするからきっと数代後には放射線の影響を受けた子孫が生まれてしまう。その結果もしあの地域の野生動物が滅んでしまったら、それは明らかに淘汰ではないですから。

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 お気づきになったかと思いますが、このご一家は福島第一原発に近いエリアから避難してきた方々です。ご自宅は原発から6キロの距離にあり、今は、県の借り上げ住宅で肩を寄せ合って暮らしていらっしゃいます。

 ご縁の始まりは、福島市内の避難所の体育館でした。昨年4月2日、福島で暮らす友人(野生動物関係の仲間で、タヌキの交通事故の際にも助言をくれた大切な友人たち)を励ましたくて、修復されたばかりの東北自動車道を通って支援物資を持って行ったのですが、その際、偶然が重なって、市内の避難所の炊き出しのお手伝いをすることになりました。そこは原発エリアから避難してきた方々が暮らす体育館で、外に止めた車の中で愛猫を飼っていたご家族がいました。メールアドレスをお伝えしたことで、その後も互いに連絡をとり続け、5月には軽井沢にお招きし、12月には私が福島を再訪し、そして先日、宇都宮で待ち合わせしてお目にかかりました。大変な状況にあるのに、いつも笑顔と楽しい会話のある仲の良いご家族で、励まそうとお目にかかる度に、私の方が励まされて帰ってくる…そんな方々です。

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 話は戻りまして、いただいたご意見を読んで、私もはっと気がつかされました。現在は、獣肉への放射性物質の汚染問題に関係者が気をもんでいる状況ですが、問題の本質はそこではない…そう気がつきました。

 人間は立ち入り禁止にされている線量の強いエリアでも、野生動物たちは従前と同じように暮らしています。そこには、放射性物質が積もり積もった地面の上を歩き回るネズミや、そのネズミを食べているキツネ、あるいは枯れ葉の中の昆虫やミミズを食べているイノシシやタヌキ、その中に立っている樹木の木の芽や葉を食べているウサギやサルやシカ、そしてその森の中で冬眠しているクマたちがいます。「獣肉」として汚染されているか以前に、彼らは生きている間ずっと強烈な内部被曝を受け続けていくことでしょう。いつの日にか体内の遺伝子に異変が起こり、奇形や疾患を抱えた子どもたちが生まれてきてしまう可能性も高い…。

 本当に悔しく残酷な仕打ちを、私たち人間は野生動物たちに強いてしまったのですね。震災は終わっていない…。少しずつ人間社会の復興が進んでいくにせよ、震災の傷は永遠に消えない…。そのことを改めて実感しました。(下の写真は、4年前の今頃に福島を訪れたときの安達太良山と結氷した檜原湖の美しい風景です)

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 今日は東日本大震災の発生から一年の日…。午後2時46分、軽井沢でも多くの方が黙祷なさると思います。もちろん、本当の悲劇が起きた時間は、津波の到達時刻によって地域ごとに差があるでしょうし、福島の方々にとっては翌日の方が大きな意味があることでしょうが、節目の日が1年ごとにやってくる度に、被災者の方々のため、そして野生動物たちのために、心を静めて自分に何ができるかを考えていきたいと思います。 

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2012年3月 1日 (木)

ロードキル対策看板の決定に向けて

 いよいよ3月を迎えて、今年の冬の寒さも少しずつ和らいできましたね。しかし、数日前には、すさまじい寒の戻りで、日中も氷点下で強風吹きすさぶ日がありました。よりにも寄ってその日に、タヌキの交通事故現場付近で、ロードキル対策のための看板デザインについて、大勢の方と一緒に現地での確認実験を行いました。ああ、何であの日だけ、あんなに寒くて風が強かったんだろう…(涙)。
 写真は、2月上旬に千ヶ滝を再訪した際の氷瀑の写真です。美しく、でも、寒そうな写真ですよね~。

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 もとい!! 2月中の看板デザイン検討の経緯をご説明しますね。

 2月3日付のブログで、ロードキル対策看板のデザイン候補についてご紹介いたしました。その際、ヨコ22センチ×タテ90センチの看板にして、そこに目立つ要素と景観との調和の二律背反の要素を入れ込まねばならない課題が生まれたとご説明し、最初の原案の看板デザインを約30種類ほど紹介させていただきました(詳細はこちら)。

 その際、読者の方の中から、菱形で黄色いシカやサルの絵が描かれた看板の方が良いのではないかというご意見をいただきました。確かに、そうした看板を設置できればベストなのですが、現時点では設置できない事情があるのです。菱形の黄色い看板というのは、こういうタイプのものだと思います(ちなみに、この写真はツシマヤマネコの保護のために対馬におかれている特別なデザインですが…)。

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 実は、この手の黄色の菱形の看板の設置には、予算的にも時間的にも相当のコストがかかります。さほど大きく見えないあの看板、実は、横幅60センチもあるのをご存じでしょうか。遠くから見えるように、大きな看板を高い位置に置いているのですが、そのため私たちの背の高さから見ると、さほど大きく見えないんですね。しかし、実際には金属製の大きなパネルです。だからこそ、道路の先の見通しを害さないように、高さ2メートル以上のところに設置されているのが通常なのです。となると転倒防止のために、道路にしっかり穴を掘って鋼鉄製のポールをコンクリートで固定化する必要が出てきます。工事には20万円近くかかるそうで、しかも、一度設置したら動かせません。どこに設置するのか、まだ実験段階の現在においては、「やり直しのできない」看板を設置するのもリスクが伴います。

 そこで、さほど大きくないものを、町が設置した設備(カーブミラーや町が設置してる各種の標識)の鋼鉄製の支柱あるいは、協力して下さるご家庭の道路沿いの土地に杭を打って設置しようという話になったのです。

 ただし、支柱や電柱などの細いものに設置する場合は、物理的に看板の横幅をさほど大きくできません。また、ドライバーから見た道路の見通しを悪くするわけにもいかず、歩行者の邪魔になってもいけません。そこで、これまで町が「スピード落とせ」「この先交差点」などと書いて使っているサイズの看板を応用しようという話になったのです。そのサイズが、ヨコ22センチ×タテ90センチ。というわけで、2月上旬にそのサイズで原案を作った次第です。

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 で、原案のデザインを原寸に印刷したサンプルを作り、2月5日および6日の二日間にわたり、クロスメンバーで実験をしてみました。30メートル離れたところから看板を見て、看板自体が目立つか、文字が読めるか、周辺の風景との調和はどうか、その辺りを話し合いました。その結果、やはり文字は大きい方が良い、地の色は絞った方が良い云々という話になり、2月下旬に第2次原案を作成することになりました。第2次原案の時点でも、デザインと地の色と文字のサイズ等を組み合わせると30種類くらいになり、その中から典型的なパターンを13種類抜き出して、本格的な現地実験をすることになったのです。町内の関係者の方々と日程調整をして、みんなでデザインを検討することになりました。

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 というわけで、冒頭のお話に戻ります。2月27日、最高気温が氷点下で強風が吹いていたその日、多様な立場の方にお集まりいただきました。軽井沢警察署、交通安全協会、軽井沢町役場防犯交通係・農林係、地元自治会区長他関係者、ピッキオ、白糸ハイランドウェイ、軽井沢新聞社、そしてクロスの面々、合計14人で、実寸に印刷されたサンプルを審査することに。

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 審査基準は、5つです。①近くから見たデザインの好み(人気や評判の良さにつながる)、②森林内で遠目(30メートル)に存在が目立つか、③風景との調和(軽井沢らしさや品格の良さ)、④遠目からの内容の判読しやすさ、⑤ドライバーのスピード抑制心理への影響、です。これを、良い→2点、普通→1点、良くない→0点で採点してもらいました。
 
 その結果は、以下の通りです(画像をクリックすると大きなサイズになります)。赤い数字は、平均よりもかなり評価の良い数字、青い数字は平均よりもかなり評価が低い数字です。

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 やはり、黄色の看板は遠くからも目立つのですね。とはいえ、やはり軽井沢の美しい別荘地の景観を乱す要素は否定できません。また、警告看板としては定番の色だからこそ、個性を出せず、ドライバーにも見て見ぬふりをされる可能性があります。
 また、文字の大きさは重要ですね。内容を入れ込もうと二行にわたる文字を出すと、遠くからはほとんど見えなくなります。
 さらにデザインとしてビックリマークやウサギのシルエットは分かりやすいけれど、キツネのイラストは遠目にはどうしても分かりにくい…。

 現地で看板の審査をした後は、参加者の皆さんと意見交換。それぞれ趣味や好みが違うとはいえ、意見交換を重ねる中で、看板の中に全てのリクエストを入れ込めない中で、何を重視すべきかに議論が収束していきました。こうしたご意見を受けて、最終的にクロス内で、地の色とデザインを組み合わせて最終的なデザイン案を紡ぎ出しました。それが、これです。

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 今年度内に4枚の看板を作成しようとしているのですが(予算の範囲)、左側の2枚は、2種類×2枚ずつ作成する場合のパターンです。右側の4枚は、1種類×4枚ずつ作成する場合のパターンです。

 前者はウサギのシルエットと「飛び出し注意」という内容で、事故の危険性を直接的に示唆することに重点を置きました。後者は、同じ道路に4つも動物の名前が出てきたら、さすがに初めて通過する人でも一枚くらい気がついて、「あ、ここは野生動物の生息地なんだな」と思ってくれるのではないかという期待を込めてデザインしました。

 
 実際に設置すると、以下の写真のような感じになると思います。看板自体はとても小さいので画像をクリックして大きな写真でご覧下さい(それぞれの写真に、2カ所ずつ小さく看板の画像が張り付いています)。

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 3月9日には看板屋さんに発注、15日には納品していただくというスケジュールで、現在、最後の調整をしています。もし15日に完成すれば、12月15日のタヌキのらくの交通事故から、本当に3ヶ月以内に看板設置を実現することができます。多くの方々にご相談し、励ましをいただきながら進めてきた作業、何としても、しっかりと実現したいです。

 らく、待っててね。あと一踏ん張り、頑張ります。

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2012年2月22日 (水)

今日は猫の日(猫とお花特集)

 今日は2月22日、猫の日です。先日、母親が、こんなお菓子(チョコレートです)を持ってきてくれたので、本日開けてみました。一つずつ猫の顔が違って、一万両とか千万両と書いてある裏には、運気上昇、一攫千金、満願成就、良縁幸運…などと書いてありまして、おみくじみたいです。

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 さてさて、これまでも、クロスのブログで、勝手に我が家の猫を紹介しては親バカぶりを発揮しているのですが(2011年は集合写真、2010年は5匹の紹介)今年の猫の日は、早く春が来るといいなという気持ちを込めて猫と花のセットの写真をご紹介いたします~。

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 ダントツでお花が似合うのは、長女猫のにゃーたです。というか、1匹だけで飼っていた期間が長いので、私は次々と花を買ってきては猫と一緒の記念写真を撮りました。真っ白なカサブランカから、ほのかなピンク色の吉野桜、東京時代の庭木の姫リンゴ、そして黄色のチューリップもよく似合います。

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 次は次女のとららです。探していたら、2003年の夏に、保護した友人から託されたばかりの頃の写真が出てきました。夏らしいハイビスカス、いろいろな花が我が家に来たのを思い出します。

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 二匹並んでいる可愛い写真も。思い出すといろいろ懐かしいです。

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 2005年の春から、三女のことらがやってきました。今じゃ、我が家で一番大きな身体をしていますが、この頃はまだちびっ子だったんだよなあ…。

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 ことらは、とにかく可愛らしい表情の写真が多いのですが、この頃になると猫が3匹で家に花を飾れなくなってきます。何せ飾れば花瓶から引き抜くわ、花瓶を倒すわ、大変です。でも、ことらの場合は、リードを付けてお外をお散歩したり、いろいろな記念品と並んでおとなしくポーズを決めてくれるので、他の猫とは異なる写真が撮れます。紅葉はお花ではありませんが、それに近い華やかさがあるので、お披露目。

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 最後に四女のましろと、五女のくろす。真っ白と真っ黒であるため、写真を撮るのが難しい彼女たちですが、もちろんお花の写真、ありますよ。

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 というわけで、今年の猫の日は、「猫とお花」特集にしてみました~。自分で買ってきた花から庭で切った花、さらにはゼミ生や多くの方からたくさんお花をもらってきたことも思いだし、感謝の気持ちもいっぱいです。

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 暖かいお家で過ごしている猫から、寒い外でもたくましく生きている猫まで、日本中の猫がみんな幸せに過ごせることを祈って、これからも犬や猫に関わる問題の解決にも努力していきたいと思います。

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2012年2月19日 (日)

軽井沢森の詩カルタ大会2012

 すでにお知らせしたとおり、軽井沢町教育委員会とクロスの共催で、2月18日に「軽井沢森の詩カルタ」を用いたカルタ大会を開催いたしました。

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 実は、新聞折り込みをした日が30センチもの大雪の降った朝で、なかなか開催に気がついていただけなかったようです。その後折り込みにはいったクロス新聞ロードキル号については、「打越さん、見たよ!」と、誰かに会う度に声をかけられたのですが、それに比べてカルタ大会のチラシへの反応の薄かったこと…(涙)。絶対に楽しい企画だという自信があったのですが、その後も1週間大雪が降ったりやんだりの日々でしたので、あまり町民の方々を無理にお誘いできませんでした。

 どうなるかな…と心配だったのですが、小さな子どもから年長者まで、さらには若いパパさん・ママさんまで、40名もの方が参加してくださいました。カルタが完成したばかりでまだほとんど認知度のなかった昨年のカルタ大会は13人だけでしたので、大幅な参加者増です。来年は100人…って、気が早いですね(笑)。

 さて、今回の優勝賞品は、一般に販売している普及版カルタではなく、銀箔入り和紙で裏張り仕上げをしてある非売品の超高級カルタです。薄い小さな和紙をしわ一つ付けずにきれいに糊で張る作業は職人技の極みで、現在その技術を持っている職人さんは日本に数人しかいらっしゃらないそうです。京都老舗のかるた店に作成していただき、なんと皇室にも謹呈された(宮内庁から私の携帯にお礼のお電話をいただきました)カルタ、これが優勝賞品です。

 これだけ上等な優勝賞品を用意したからには、カルタ大会のルールも厳正に運営しなければなりません。それで、今年のカルタ大会から「源平戦」というスタイルを導入しました。慣れれば簡単なルールなのですが、初めての方は戸惑うだろうということで、大会の最初に模範演技で説明。皆さん、すぐに納得してくれました。

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 まずは予選です。参加者を4チームずつ4ブロックに分けて、それぞれのブロック内で試合開始です。皆さん真剣そのもの。声も出さずに勝負しているところもあれば、札を獲る度に歓喜の声があがるところもありました。

 その後、各ブロックで勝ち点の多いチームが本選に出場。準決勝・決勝と試合が行われ、優勝は、なんと2年生の男の子と女の子のペアでした。とにかく札を獲るのが早くて、対戦相手もギャラリーも、みんなビックリでした。

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 参加者の皆さんは、「楽しかった」「また来年絶対参加する」と口々に仰ってくださって、小さな子どもたちは「来年は勝つ!」「ものすごく悔しい~~!」などと正直な感想をぶつけてくれました。今回は、参加賞としてクロスから手刷り版画ポストカードとクロス新聞4号分をセットで用意したのですが、みんなポストカードに大喜びしてくれた上に、あるご家族は「友達に配りたい!」とクロス新聞を数セット持って帰ってくださいました。クロスの活動やカルタ大会の開催についてたくさんの励ましをいただいたこと、大変に有り難く思っています。

 何より感動したのは、参加した子どもたちがカルタの句を覚えていたということです。私ともう一人が札読み係だったのですが、毎回一つの句を2回ずつ読む際、2回目に読むときには子どもたちがみんな一緒に大きな声で唱和してくれたのです。これには私たちだけでなく、子どもたちのご両親や年長者の方々もビックリしていました。

 軽井沢の東西南北の景色、春夏秋冬の様子、そうした素晴らしい風景を凝縮したカルタの句を子どもたちが口ずさんでくれている…。軽井沢の豊かな自然と共生する地域コミュニティを再構築したいと願って2年がかりで完成させたカルタ、その趣旨を子どもたちが体現してくれていること、本当に嬉しかったです。あの子たちがカルタの句を覚えて町の良さを守っていってくれることが軽井沢の未来を作っていくのだと、しみじみそう思います。

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 来年は、大雪が降ろうが寒波に見舞われようが、こんなに楽しいカルタ大会にもっと多くの方が参加できるように、私たちも、改めて力を込めて宣伝活動を行おうと思いました(笑)。今年ご参加いただいた皆様、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

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2012年2月16日 (木)

クロス新聞ロードキル号

 昨年末のタヌキの交通事故以来(経緯はこちらをご覧ください)、野生動物との交通事故問題に急速に関わりを強めています。看板のデザインについても現在検討中で、それと同時並行して多くのドライバーさんに安全運転を心がけていただくための呼びかけをしています。
 この問題を全町的に考えていただきたい、そういう気持ちで、今年度もクロス新聞を発行することにいたしました。

 昨年の今頃、第1回はサル号、第2回はシカ・イノシシ号、第3回はクマ号と題して発行したのですが、通算で第4回目に当たる今回のタイトルはロードキル号です。クリックすると大きな画像になります。

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 野生動物が交通事故の被害に遭うことをロードキルといいます。このロードキルに関する全般的な危険性や問題については、こちらにまとめてありますが、今回のロードキル号では、道路に飛び出してきた野生動物のシルエットを通じて視覚的な情報をお伝えしたり、事故の起こりやすい危険なポイントを分かりやすく整理しています。

 クロス新聞は、いつも軽井沢町内で新聞折り込みをさせていただいているのですが、町外の方からも「是非手に入れたい!」と嬉しいお声をかけていただいています。3月15日前後に第5回目のクロス新聞を発行する予定で、それがまとまったところで、過去のバックナンバーとともに5号分まとめて、町内の店舗やレストランでクロス新聞を置いてくださる方のところにお願いに伺おうと思います。

 そういえば先日、軽井沢駅周辺の駐車場内で急発進して車列の前に割り込み、その後、西の方角に向けて国道18号線を時速80キロ近くで走り抜けていくアルファロメオの高級車を見ました(後ろから自分が法定速度で走っていたので、距離の差で計算しました)。どんな高級車に乗っていても、どんなにお金持ちであろうと、あのような運転をする人の心が豊かであるわけがありません。
 
 住民の方々だけでなく、軽井沢に車でお越しいただく観光客や別荘客の皆さんも、豊かな自然と共生できる安全・安心なまちづくりのために、くれぐれも安全運転でお願いいたしますね。

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